日本人で一番人気の海外FX業者「XM」ですが、ハイレバレッジが魅力ですが、一方でデメリットもあります。
デメリットがあることが悪いということではありませんが、海外業者ではデメリットもあるということを理解して取引に挑みましょう。
1.国内業者と比べスプレッドが広い
2.国内金融庁に認められていない
3.ハイレバレッジな分、ハイリスクなトレードになる可能性がある
4.非完全信託保全である
5.送金に時間・手数料がかかる
6.まとめ
1.国内業者と比べスプレッドが広い
スプレッドに関しては、口座タイプによって異なりますが、XMだけでなく海外のFX業者全般に言えることの一つです。
基本的には国内業者と比べ、海外業者ではスプレッド幅が広く設定されています。
そのためどうしても1トレードごとの利益が同じポジションでの取引でも国内業者で得られるものに比べると少なくなりがちです。
国内業者に比べ、スプレッド設定が高い理由としては、トレーダーが公平な取引ができるようNDD方式を導入しているからでもあります。
NDD方式を導入すると取引業者の収入源がスプレッドに依存することとなりますので、スプレッド幅が広めに設定されています。
ですが、スプレッド幅が広いからと言って、よくないと言うだけでもありません。
それは、スプレッドからの収入源があるからこそ、ゼロカットシステムや豊富キャンペーンやボーナスなどを導入できるからです。
また、トレードスタイルが数十pipsでのトレードスタイルであれば、そこまでスプレッドの幅は気になりません。
とは言っても、スプレッドが国内業者に比べて広いので、慣れるまではスプレッドに利益を食われてしまうことがあります。
ある程度の資金でトレードを行う場合には、選択肢としてスプレッド幅も狭く、手数料が低い、国内のFX業者で取引することもいいでしょう。
2.国内金融庁に認められていない
XMをはじめ、多くの海外のFX業者は日本金融庁に未登録なのです。
そのため、一般的にはそのような業者は危険であるとみなされがちですが、その反面でレバレッジを高く出来ています。
日本金融庁へ登録するには国内で定められているレバレッジ設定を最大25倍にする必要があります。
XMが例えば、レバレッジが25倍であったら、わざわざ口座開設しませんよね。
やはり、魅力のハイレバレッジがあるためには、未登録のままということになります。
XMは最大レバレッジ888倍をキープするために金融庁への登録はされていません。
XMが金融庁に未登録なのはハイレバレッジを保つためでもありますが、金融庁へ未登録であるということで利用する側にとって不安要素となってしまうのも事実だと思います。
3.ハイレバレッジな分、ハイリスクな取引となる可能性がある
XMの最大の特徴である最大レバレッジ888倍は、少額からでもレバレッジをかけることで、大きな資金を動かせて勝てば一気に大金を稼ぐことも可能になります。
しかし逆を言えば、それは自分が保有できる以上のポジションとなってしまう可能性もあります。
つまり稼げる額も大きくなる反面、損失も非常に大きくなります。
XMではゼロカットシステムを導入しているため証拠金以上のマイナスになることはありませんが、レバレッジが高いと大きなポジションを保有できるので簡単に資金がゼロになるということも十分あります。
そのためハイレバレッジに設定できることは、まさに諸刃の剣であると言えます。
XMではレバレッジをいつでも変更可能ですので、ハイレバレッジによる損失を防ぎたい人はあらかじめレバレッジを低く設定しておくことをオススメします。
4.非完全信託保全である
完全信託保全というのは、顧客の資金のすべてを金融機関の信託口座へ預け入れて管理するということです。
XMでは、この完全信託保全という制度を採用されていません。
そのためにXMが倒産した場合に資金が全額帰ってくるとは言えないということになります。
しかしですが、XMは顧客資金と経営資金を海外の銀行に分別して管理し、また顧客資金を一切利用していないのでXMが倒産したことで顧客資金が全喪失するというは考えにくいいようです。
ですが、そのようなリスクが有るということは事実ですので理解しておきましょう。
5.送金に時間・手数料がかかる
海外のFX業者を利用して口座から資金を引き出す際は、海外送金サービスが基本となります。
受け取る銀行によりますが手数料が発生してしまう可能性があります。
XMでは、基本的に送金手数料は搾取していませんが、受け取る銀行や中間銀行で手数料を取られた場合は10万円以上の出金でだいたい2,000円から4,000円取られる場合が多いです。
しかし金融機関によって差があるので一概にそうとは言えませんが、おおよそ3,000円くらいが平均のようです。
10,000円を出金するのに3,000円取られると結構大きいですよね。
そのため出金する際はある程度まとまった額のお金を一度に出金したほうがよいと思われます。
6.まとめ
今回は、XMにおけるデメリットをみていきました。
もちろんデメリットは少ない方がよいですが、XMだけに限らず海外業者における面もあります。
海外業者のメリットとしては国内業者に比べレバレッジが高いことが一番の違いと言えます。
そのため、スプレッド幅が広かったり、海外のため送金まで時間がかかったりということはデメリットとして挙げさせてもらいました。
メリットとデメリットのバランスを見て、優位面を踏まえた上で、デメリット部分もしっかり理解して、あなたのトレードスタイルに取引業者を選んでいきましょう。
参考になれば幸いです。
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